横浜といえば家系のイメージが強いかもしれないが、二郎系も美味しいラーメン屋が沢山ある。
今回はその中で一押しの店舗を発見したので紹介していく。
アクセス
横浜駅から京急本線に乗り、追浜駅で降車(所要時間20分)。そこから徒歩15分(950m)。
近くには関東学院大学がある。
一本道に沿ってまっすぐ歩くだけなので、しばらく歩くもののルートは非常に単純明快で迷わない。
目的地は右手にあるので右側の道路を歩いて行く事を推奨する。
ちなみに、追浜は「おっぱま」ではなく「おいはま」と読むらしい。
この読み方を知った時、一瞬「オッパン江南スタイル」が頭をよぎった。
店の様子
日曜日の15:30頃入店。店前にベンチが二つあったが、誰も座っていないようだったので待つ事なくすんなり入れた。休日とは言え、時間帯が良かったのか先客は3,4人程度だった。
注文は食券制。入店時に食券を購入し、空席があれば店員に案内される。
今回は空いていたので、自由にカウンター席の好きな場所に座れた。混んでいた場合は、事前に食券を買ってから外で待つタイプだと思われる。
カウンターが10席程度で、4人用のテーブルが1席用意されており、店内は結構広めで綺麗な店内だった。カウンター席でも隣同士の間隔にゆとりがあるので、隣の席をあまり気にせず食べられそう。
注文
ラーメンのサイズは半(125g)・小(250g)・大(375g)の3種類から選べる。
※括弧内の表記は茹で前の量。
豚(チャーシュー)2枚がデフォルトで、それぞれ800円、850円、950円。
豚増し(2枚)は+150円、麺増し(125g)は+100円、さらに+100円で汁なしに変更可能。
有料トッピングの一覧は以下の通り。
50円:生卵、海苔orきむたく
100円:うずら卵、味玉、粉チーズ、ニラキムチ、ネギ、辛味噌、メンマorエビMAX、
タルタル、タマネギ
200円:豚タルタル
上記の通り、トッピングの種類が豊富かつ値段がリーズナブルなのが大変嬉しい。
汁なしも気になったが、初来店の二郎系ラーメン屋では、原則として定番の豚骨醤油ラーメンを頼むのが自分の流儀なので、今回のオーダーはこれにしてみた。
大ラーメン 豚4枚(1100円) + うずら卵(100円) + 生卵(50円) + ネギ(100円)
計1350円
トッピングはとりあえずオーソドックスなものを選択してみた。うずらと味玉で悩んだが前者を選択。
また、ライス(小、大盛り、メガで同一価格)を100円という超低価格で選べるが、ライスまで食べ切れる自信はあまり無かったので注文しないことにした。
無料トッピングのコールは提供直前に聞かれるスタンダードスタイル。
二郎では定番である「にんにく入れますか」の一声が合図。
無料トッピングの内容はヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメの四種類。
全マシオーダーするとカラメも含まれる事に注意。
量は少なめからマシマシまで対応している。
今回は全マシでオーダーしてみた(初見の店ならとりあえず全マシオーダーすれば無難だと思っているタイプ)。
実食
注文してから6分程度で着丼。ネギが100円トッピングとは思えない程に存在感が大きい。ごま油の香ばしいフレーバーが食欲をそそる。
ヤサイは予想通りの量。大体300g程度といったところか。
ニンニクはマシでも結構多めで、画像の奥にあるようにみじん切りの塊がドンと佇んでいる。
画像だと少し分かりにくいが、ウズラは全部で4つあった。
まずはヤサイからパクリ。
ウマッ、こりゃ箸が止まらない。
醤油のタレで味付けされたトロトロのアブラとクタシャキ食感のモヤシが最高のコンビネーション。
続いて豚をかぶりつく。大きめだが食べやすく、赤身と脂身のバランスが丁度良い。
このボリュームで150円で2枚はあまりにも安すぎる。300円ぐらいしてもおかしくないクオリティ。
ゴマ油の効いたネギは中華チックな風味を醸し出しており、これが二郎系のラーメンと結構合う。
今までにない新感覚テイストでかなりイケるし、箸休めとしても最適。
うずらは味が少し付いており、濃すぎない絶妙な塩加減。
ヤサイ7割程度と豚を2枚ほど食べ終わった所で麺パートに突入。
二郎系の中では平均的な太さの極太麺。
カラメが入っているので豚骨醤油スープの味のインパクトが強く、濃厚スープが絡んだ麺にアブラ、ニンニクが加わる事で暴力的かつ犯罪的な旨さを味わえる。
特に大量の生ニンニクを少しずつ麺に絡ませて啜ると、まるで強烈なボディーブローを直に受けるかのような衝撃的な味のインパクトを受ける。
麺を溶き卵につけて食べてみる。やはり二郎と言えばこれ。そのまま食べても勿論美味いが、味に緩急をつけたい時はすき焼き風にして食べるのが一番。
先ほどのパンチ強めから一変してまろやかな味わいになり、通常時とは別の感覚で楽しめて味覚をリセットできるのが最大の強み。
その後に最初と同じ食べ方をすれば再び味の強烈パンチを体感できるため、通常→つけたま→通常→つけたま→…のコンボは二郎の世界では最強となる。
スープも十分に楽しんで気持ち良く完食。
総括
二郎系の中では非常にレベルの高い店だった。
二郎系は終盤になってくるとキツさを感じる場合がよくあるが、ここのラーメンはそういった事が一切なく最後まで美味しく食べられた。
特にネギのトッピングは二郎系では珍しく、ゴマ油の効いた独特な風味がラーメンとベストマッチしていたのでオススメ出来る。
少し前は「アカギ」という二郎系の名店によく行っていたが、そこに比肩するほどのクオリティだと感じた。
ここまで美味ければ汁無しも同じかそれ以上なのが確定しているので、次回はそれ目当てでリピートしてみたい。
横浜駅からは少し時間が掛かるが、絶対に行く価値はあると保証するので気になった方は是非訪れてみてはいかがだろうか。
店舗詳細
【店名】ラーメンハマコー
【住所】〒236-0037 神奈川県横浜市金沢区六浦東1丁目1−5 シヨサン第1ビル
【最寄駅】追浜駅から徒歩15分
【営業時間】11:00 – 21:00
【定休日】不定休
【支払い方法】
クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)、電子マネー(Suica)、
QRコード(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY)
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