【ごはん、味噌汁、キャベツ食べ放題】とんかつ新宿さぼてん 大井町アトレ店でプレミアムポークのとんかつを実食

大井町は「町」が付いているといえども、品川区なので人でかなり賑わっており、りんかい線の乗り換え地点でもある。そんな大井町の駅ナカには「アトレ」というショッピングモールがあり、飲食店に関しても充実している。

今回は「とんかつ新宿さぼてん 大井町アトレ店」で美味しいとんかつを食べに行ってきたので紹介していく。

アクセス

アトレは大井町駅に直結しており、基本的に中央西口か中央東口から入れる。注意事項として、駅の北側には「アトレ２」もあるが、こちらは今回訪問した店舗とは関係ない。

アトレ内に入り、6階まで上がると目的地が見える。

店内の様子

店内はそこそこ広めで、カウンターが10席とテーブルが4席ほど。おひとり様が多めで、全体的に半分くらいの席が空いていた。6時20分ごろ訪問したがそこまで混んでいなかった印象。

カウンター同士の間隔は広めでテーブルが壁に面しているので、周囲をあまり気にせずに食べられるのがイイ所。

注文

メニューを見たところ3000円台のメニューはないので、他のとんかつチェーン店「かつ太郎(ばんどう太郎グループ)」と比べると割安に感じる。

メニューの中で「サボレッドロースかつ御膳(150g)」が気になったので注文してみることに。「サボレッド」という名前の響きがカッコいい。ついでにご飯の第二のお供として「とろろ(税込165円)」を注文。

ちなみにこの名前の由来だが、スペイン語で、旨み・濃厚・深い味わいを意味する“sabrosso“(サブロッソ)+店名の“さぼてん“+赤毛のデュロック(豚の品種)を意味する“レッド“で掛け合わせた本店オリジナルの造語らしい。

生ハム用のポークを使っているのだから美味い事には違いないと確信。

サービス

とんかつ御膳を注文するとキャベツ・味噌汁・ご飯がお代わり自由になるハッピーシステムで非常に助かる。

注文してから数分経った所で初めにキャベツ、胡麻が入ったすり鉢が提供される。

また、卓上にはドレッシング(胡麻・和風)やソース、冷たいお茶が入ったポット等が置いてある。

とんかつの前菜と言えばキャベツは欠かせない。胡麻ドレッシングを掛けて口いっぱいに頬張っていく。千切りキャベツはきめ細かでふんわりと仕上がっており、胡麻ドレッシングのほのかな甘みで食欲が増進する。

夢中になって食べてキャベツを平らげたので、お代わりを注文することに。呼び出しベルがないので店員を呼ぼうと思っていたが、店員が気遣ってお代わりするかどうか聞きに来てくれた。こういう配慮は大変ありがたい。

ドレッシングは2種類ほど試してみたが、個人的には胡麻ドレッシングが一番美味しいと感じた。

とんかつの実食

食べてから５分ちょっとでメインディッシュが運ばれてきた。

黄金の揚げ色をしたとんかつが如何にも美味しそうな見た目をしている。これはかなり期待できそう。

手始めに味噌汁を飲んでみる。関東では珍しい赤だしを使っているようで、甘さが控えめで味噌のコクが強調されており自分好みの味で結構ウマい。

お次はとんかつを食べていく。

店員から、初めは何も付けずに塩だけで食べるのがオススメと聞いたので試してみることに。

衣は軽めでサクッとしており、脂身の味が上品で赤身も柔らかくて美味。流石、生ハム用の豚肉を使っているだけあって、豚肉の質もハイクオリティ。これで2000円もしないのは逆に安いと感じてしまうレベル。とんかつは150gあるのでボリュームは十分ある。

次はすりごま＋ソースで食べてみる。

胡麻の風味とソースの甘みとコクの相乗効果が最高で、とんかつに付けて食べれば美味さもUP。レモン汁を掛けて酸味を加えると味にアクセントが付いて更に旨し。

とんかつを数切れ食べたところでお代わりを注文。味噌汁とご飯とキャベツのフルセットを一度にお代わりしていく。キャベツは箸休めに丁度いいし、口の中をリフレッシュする役割としても申し分ない。

とんかつとお新香にとろろもあるので、ご飯のオカズには絶対に困らない最強装備でひたすら食べ進めていく。

結局ご飯とキャベツをさらにもう一回お代わりしたが、とんかつが無くなってきたところで食事を終了。最後まで飽きることなく美味しく食べられた。

総評

てっきり「新宿さぼてん」は高級なとんかつ店なのだろうかと思っていたが、意外にもお安く気軽に食べられるお店だった。2000円弱とは思えない程とんかつの質は高かったし、サービスも充実していたので、全体的な満足度は非常に高かった。

東京といえども、このようなコスパの高い店があることを学ばされた(元田舎民)。

大井町駅付近でお腹いっぱい食べられる飲食店を探している方は、ぜひ訪れてみては如何だろうか。

店舗詳細